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Stories of coins and color stones

安く、安全にアンティーク・コインを買う方法

2018年5月22日

みなさんこんにちは。

モノの価格の決まり方にはいろいろありますが、
競り上がり方式のオークションはそのうちの一つです。

オークションは、一つの商品に対して複数の
買い手が値を競い、そうち最高額を提示した人が、
その商品を買うという仕組みです。

紙幣、切手、美術品、宝石、コイン・・・
僕はもう何年もオークションに参加してきましたが、
参加するたびにその奥の深さを知ります。

一般にオークションでは人気が高い商品ほど高値を呼ぶのですが、
必ずしもすべてがそうでないのが、また面白いところです。

オークションで最終的に競りに残るのは必ず二人に絞られます、
これはどういうことかといいますと、たった二人のマニアックな
参加者がいれば、その商品は驚くほどの高値をつけるということです。

世の中にいくつでもある商品ならこのような現象は起きないのですが、
例えばコインのような収集アイテムの場合そうはいきません。

今回見逃せば次いつ出会えるかわからない・・・

このようにコインには一期一会的な要素がありますので、
いくら出しても惜しくはないと考える人もいるものです。

そのような希望者がたった二人いるだけで、
そのコインは延々と競るわけです。

一方で逆もあります。

たまたま・・・本当にたまたま一人しか買いたいと思う参加者が
いない場合、いくらレアで将来性豊かなコインでも、思わぬ
安値で落札してしまうことも珍しくはありません。

このような現象は市場のバラツキによって起こっているのでしょう、
バラツキは母集団が小さいほどよく起きる現象です。

国内のコイン・オークションの場合、会場の参加者はせいぜい述べ300名ほど
に過ぎません、最近はネットで参加できるオークションが増えて
きましたが、それでも参加者の総数はせいぜい1000名ほどでは
ないでしょうか。

この母集団の小ささがバラツキを呼び、
オークションにおけるコインの落札額は、
例えば過去の平均落札額からみて大きく上下動する
ことになります。

逆にオークションのこのような特性を利用しますと、
私たちは過去の平均落札価格に比べ低い価格で
コインを手に入れることができます。

例えば過去の平均落札価格を丹念に調べ、
さらに出品されるコインの状態を加味し、
最大入札額をコインごと厳密に設定してオークションに
臨めばどうでしょう。

どういうことかといいますと、例えば本来100円で
落札されるべきコインがあったとしましょうか。

競りにはバラツキがありますので、あるオークションでは
120円で競り落とされる場合もありますし、別なオークションで
は80円で落札することもあります。

このようなバラツキの世界で、皆さんが仮に100円を上限額として、
あるコインの競りに参加すればどうしょう、100円を超えると皆さんは競りから降りますので、
当然120円で落札することはありません、逆に80円で落札する可能性だけが
残ることになります。

つまり下方向(したほうこう)のバラツキだけを利用して、
平均購入額を下げるということです。

一方でこの手法にはいくつかの欠点があります。

上記のように過去の平均落札額を上限値に設定しますと、
落札確率は五分五分です、したがって本来買いたい金額の
2倍の金額のターゲットを設定しなくてはなりません。

これはずいぶん手間な作業です。

しかもコインというのは不動産と一緒で一枚一枚状態も
違えば適正価格も違います、ですから上限額の設定には、
それらを識別する眼力も求められます。

昨今は鑑定会社による数字付きのコインが増えてきましたが、
鑑定側の評価にもバラツキがあります、数字は一つの目安には
なりますが、それのみに依存して落札額を決めることは危険です。

さらに特定の銘柄に対する思い入れを持ってはなりません、
オークションをシンプルな投資と考えて、最初に設定した
上限値を超えた場合、ドライに競りから降りなければなりません、
決して「一期一会」などと考えてはならないのです。

このような点さえ押さえておけば、
オークションは皆さんにとって素晴らしい投資の機会に
なるでしょう。

弊社はオークションへの代行参加もお受けしております。
本サービスをご利用いただき、皆さんがより安く安全にコイン
を入手していただければ幸いです。

では今回はこのへんで。